バックナンバー




作者紹介

ドッグカフェ&グッズショップ
チャーミー

札幌市白石区でドッグカフェ&グッズショップ「チャーミー」のお店を営んでいます。
“ワンちゃんの生活をもっと楽しく!素敵に!快適に!”をモットーにワンちゃんとの暮らしをサポート。店内ではワンちゃんと一緒にお茶ができる他、カラフルでかわいいグッズも取り揃えています。

ホームページはこちら

 


第3話「ラブの旅」

ラブも1歳になり随分落ち着いてきたなと思われますが・・・とにかく家が大好きで玄関が開いていても逃走ということを知らないのではと思うくらい外に行こうとしないんです、私も玄関の上がりから降りないようにしつけはしましたが、こんなに忠実じゃなくてもと思いましたが、お客さんが玄関ドアを開けて入って来ようとすると、決まって閉めるんです、大丈夫ですよって言うとつながってるんですかと言われ、よその犬はみんな逃げ出すから慌てると言うんです、ハアー!そうなのかと厳しくし過ぎたのかとかわいそうに思ったりしましたが・・・・ある夜いたずらか何かで、私がバツとして玄関の外に立たせてみたのですが、ずっとスリガラスのところにラブの影があるんです、それも微動だにしないで座ってるんです。これは驚きましたし心の中でどっか行って来いよとか思いました。で、戸を開けて入りなさいって言うと入ってきたのですが。それからある日主人とラブと私とで外で遊んでいたのですが二人で夢中になっていたらラブが居ないのに気が付き慌てて探したら、国道の歩道を一生懸命歩いてるラブがいるんです、ラブ・ラブって呼んだら振り向いてびっくりした顔で慌てて戻って来たんです、主人とは何か勘違いして誰かについて行ったんじゃないかってことになりましたけど・・・プチ家出では???犬もいろいろあるから、私達のラブラブぶりにラブも焼いたのではってしゃれですが、余談はともかくとして、勝手な行動はこのときが初めてですし最後でした。
私の実家が東京の方なのですが、両親がラブに会いたいと言い、そして孫のように思っているため、お盆にラブを両親に会わせる帰省計画を立てることになり私が立案し、当時、私達はスカイラインG・T・Rという車を買ったばかりでツードアでラブを連れて行くのには無理があるのではと、綿密な計画を立て出発しました・・・・車内の様子は主人が運転して私が助手席ラブが後ろの真中に腰掛けて両手を広げて顔をコンソールボックスに乗せて外を見ながら私達に触られているという奇妙な姿で出発です。なるべく船に乗っている時間を少なくと思い、北海道の突端から青森の突端までのフェリーに乗り1時間くらいなのですが・・・・3人でデッキに出られたのがとても嬉しかったし、調度夕暮れ時でとても綺麗だったので思い出にもなりました。ラブにトイレをさせながらなので2人だけとは違って時間もかかり、ノンストップでは行けませんでしたが、なんとか実家に無事到着しました。

チャーミーだワン!
(続)



| 全道マップ | 会員規約 | 免責と注意事項 | 著作権とリンク | 広告募集 | お問合せフォーム | ホームページ製作|
Copyright(C) 2002 Hokkaido-club.com All rights reserved.