作者紹介
 残間 正之
1953年1月29日、北海道生まれ。フォトジャーナリスト。ファッション、会社案内、カタログなどのコマーシャル写真を撮る一方で、アウトドア&釣り雑誌の企画や撮影、執筆も行う。世界61カ国の秘境に住む民族を訪ねつつフライ・ロッドを振る。著書多数。

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 ■第10話
我が家に新入り登場!

 先日、生後2ヶ月のワン公がやってきた。中年の一人暮らしは寂しいだろうと、長女が知り合いのブリーダーから譲ってもらったシュナウザーのような顔をしたワイヤーヘアーのミニチュアダックス。

 ただで貰ったのはいいけれど、予防接種や登録に約3万円。ゲージ、首輪、紐、シャンプー、トイレ、ドッグフード等々、財布の中身はあっという間に軽くなり、同じ犬でも、雑種の野良を拾ってくるのと、由緒正しき犬じゃ、まるっきり待遇も育て方も違うんだな〜などと実感。なにせ、みそ汁を掛けた残飯など見向きもせず(今時当然かも)、ゲージに使い古しのバスタオルを引いても完全に無視してクッションに寝そべり、あげく、噛むオモチャを与えたにもかかわらず、愛用のフライロッドのグリップをガリガリ……。
 自称愛犬家諸氏から、犬をしつけるときに絶対怒ってはいけない……なんて話を聞かされ、それって単に過保護なんじゃないの? などと思いつつも、猫なで声で犬に媚びる毎日。ともあれ、みょうに昔飼っていたワイルドで熊にも勇敢に立ち向かってくれた雑種の日本犬がいとおしく感じられたりして……。
 今回は、単なる親バカというか、ペット自慢でした。次回からは世界の釣り師に恥じない? 投稿をするつもりです。悪しからず!

(続) 



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