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作者紹介

鈴木周作(水彩色鉛筆画家)
1972年11月15日生まれ。
22歳から独学で水彩色鉛筆画を始める。
札幌、東京の画廊やカフェでの常設展示などを経て、
1999年頃から旅行雑誌、書籍の挿絵を担当。
2000年からはJR北海道のポスターや観光記念乗車券など
各種ノベリティグッズの制作を手掛ける。
2003年1月、東京・阿佐ヶ谷で個展開催。
2003年7月、はじめての絵本”赤帽、最後の日”(新世研)出版。
現在は主に絵本製作などの分野で活動中。


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■第十六話

−北海道地名かるたの旅(4) え:遠軽町−

●遠軽町の瞰望岩
 かつてアイヌの人々が「インガルシ」(見晴らしのいいところ)と呼び、町名の由来にもなった瞰望岩。地上78mにある展望台からは、町全体の素晴らしい眺望が広がる。
(句・絵・解説:「北海道地名かるた」より)

●画家より
 遠軽と言えば瞰望岩・・・と言うよりも、私のような汽車好きにとっては、こちらの方がちょっと気になる存在です。
 瞰望岩の麓の公園に置かれた古いラッセル車。
 網走行きの汽車が遠軽に着く直前、ほんの一瞬ですが車窓からもはっきりと望むことができます。

 各地の博物館や公園などに保存されているSLに比べて、こういう地味なものはあまり残されることもないようで、今では逆に貴重な存在と言えるかも知れません。

 元々雪の降らない地域の出身だけに、汽車に限らず路面電車や自動車でも、「除雪車」というものには興味津々。今でも街で除雪作業に出くわしたりすると、ついつい飽きもせず眺めてしまいます。
 「3、2、1、ラッセル、ラッセル!!」・・・なんて道路公団のCMも、多分内地では見られないんでしょうね。


 ※「北海道地名かるた」は’05年3月発売!
   詳細は発売元(株)ディスカバ リークリエイティブの
   HPをどうぞ。  http://www.dfcp.net

北海道地名かるた

(続)



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