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作者紹介

栗林 容子(旭川出身) 
有限会社 サマディ企画 代表
日本アロマケア学会 会員
日本アロマ
 コーデネーター協会 正会員
協会認定インストラクター
国際ヨガ協会 認定ヨガ講師


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■第1話 

よい香りを、深い呼吸でゆっくり吸うことがわたしの仕事です。
皆さんも街を歩いていて、季節の「香り」を感じることがあると思います。 そんな「香り」を胸一杯に吸い込んで(深く呼吸する)、より一層その季節を実感するのではないでしょうか。 今回は、アロマセラピーとヨガに関わる仕事をしていて感じる、「呼吸」についてお話しましょう。

呼吸とは、はき出す息「呼気」とそして吸い込む息「吸気」に分けられます。
吸気で、酸素を肺に取り入れて、呼気で、二酸化炭素をだす、いわゆる呼吸は 医学的には単なる体内のガス交換を指します。
ですが、実は、このガス交換(特に酸素)は、脳が一番必要としていて、もしも、何らかの理由で、(脳幹の動脈の梗塞など)自発呼吸ができなくなると、早い話が植物人間になってしまいます。 私たちが、ふだん無意識に行っている、この呼吸はとても大事なもの。
植物人間にならないまでも、何らかのショックやストレスで、冷静な判断ができなくなったり、鬱になったり、おこりっぽくなってはいませんか?自分の呼吸のリズムを観察してみましょう。
たとえば、浅い呼吸ばかりしていると、覇気がなくなります。結果、声に力がなく説得力もない。頭でっかちで足下寒い人で鬱傾向になります。
早い呼吸ばかりしていると、せっかちになります。結果、じっくり考えず行動するので、失敗も多く、落ち込みが激しくなり自信を失います。
荒い呼吸ばかりしていると、おこりっぽくなります。結果、いつも興奮状態で不眠になり、そして誰もそばに寄ってきません!
どうぞご自分の呼吸を、今一度観察してみてください 。

ヨガの教える呼吸は、豊かで、穏やかで、知的で、そして健康的なものです。 アロマセラピーのよい香りは、ホルモンの働きを助け、免疫力を高め、そして幸せな気分にしてくれます。

次回は、その実際をお伝えします。

(続)



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