帯広の「北の屋台」が先鞭をつけた道内の屋台村。先を争うように、この度小樽と釧路がほぼ同時にオープンにこぎつけました。
さて、釧路の「港の屋台村」、鮨に天ぷら、炭火焼き、そしてくしろラーメン、たこ焼き、、カキ専門店、家庭料理の店など全11店舗の暖簾がかかりました。
ウォーターフロントの目玉施設であり、釧路市観光の拠点でもあるMOOの2階に設置され、ロケーションとしてはこれ以上の場所はありません。まして、豊富な魚介類はもとより農畜産物も肉類もピカ一の素材がカウンターに揃うこの屋台村は、釧路の魅力を凝縮した看板役者の一人になったと言えるでしょう。
6月18日のオープン以来、地元の市民や観光客が引っ切り無しに押しかけ、出航は順調なようです。屋台ですから価格も勿論リーズナブル、ボク個人としても焼酎の専門店があるのがことのほか嬉しかったりします。
取材に訪れた7月某日のこの日、まずは解禁になったばかりのサンマの刺身をいただきました。レモン汁を落し、生姜醤油で食べる釧路のサンマは本当に絶品で、胃袋の強い要求にも応えてこのあと握りでも注文しました。
さらに、厚岸産のカキ、近海のツブ、ウニなどなど正に釧路の食を堪能しまくりです。また、偶然にもこの夜は、伊東良孝釧路市長が高校の同級生だったという札幌の友人と連れ立って飲んでいました。
経営難に陥ったMOO再生への新戦力としても大きな期待がかかる「港の屋台村」、文字通り率先垂範を実行する市長の心意気を痛いほど感じました。同伴の愚妻曰く「さすが市長さんね、偉いわ。」だって。
よし、それじゃあこのボクも真剣にMOOの経営改善に貢献するか。その為には、辛くても我慢して屋台村に通い詰めなくては・・・。
とその時、亭主の心の動きを読んだのか、愚妻重ねて曰く「市長はMOOの社長でもあるんだし当り前よね。」
う〜〜ん、やはりスキがない・・・
(2004・7・19)
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