この13日の夜、釧路市民文化会館大ホールに1500名の市民が集まり、水森かおりさんの新曲「釧路湿原」を応援する集い(主催 水森かおり「釧路湿原」を応援する会 佐藤悦夫会長)が開催されました。
昨年の「鳥取砂丘」のメガヒットに続けとばかりに、発売日前日なのにもかかわらず、早くも年末の紅白への出場(昨年が初出場)が決勝点、何としても実現させなくてはならないとの悲痛な決意に燃えた(笑)雰囲気が充満していました。
というのも、我が釧路市は今から120年も前の明治17年、旧鳥取藩士の41家族196名が入植した町であり、その縁で姉妹都市の交流を続けてきているのです。
この日も、鳥取市の副市長と市議会副議長が来賓として壇上に立ち、盛んに「鳥取砂丘」の成功を語り「釧路湿原」へのエールを贈っていただいたわけです。
セレモニーでは、鳥取市から釧路市へ「水森かおり応援団旗」の授与のほか、鳥取副市長が「鳥取砂丘」を、伊東釧路市長が「釧路湿原」を(市長はどんな歌でも1ヶ月以内にマスターできると豪語している)熱唱して応援の意気込みを示されました。
この歌を作詞した木下龍太郎氏の語るところでは、担当ディレクターともども両市の間にこのような関係があったことなど想像もしていなかったようで、歴史の底辺に流れる見えない糸を感じたということです。
こうなると、益々プレッシャーは高まるばかりで、煽りに乗りやすい筆者も早速会場でCDを購入して帰りの車内で練習開始です。
そういえば、「愛されて釧路」(歌 小林ひさし)の時も、誰よりも早くマスターして市内のスナックや出張先で宣伝マンに徹していたよなあ・・(残念ながら大ヒットにはならなかったけど)
そのほかにも、釧路は歌の舞台には結構使われている町で、「釧路の駅でさようなら」や「釧路の夜」などのヒット曲(知らない人も多いかなあ?)はもとより、1番だけ2番だけなら石原裕次郎さんや森進一さんをはじめ、多くのデュエット曲にも釧路は出てきます。
さて、この「釧路湿原」は楽曲としても非常に良くできていて(ちょっと偉そうですが)、大ヒットの予感はあります。
が、かなりの部分は私たちの応援如何にかかってもいるわけで、うかうかしてはいられません。
ということで、オッホーン!今夜も大事な宣伝活動に出掛けるとするかーーー
とその時、「昨日の発売で、もうカラオケに入っているって言うの?」とは妻の声・・・
釧 路 湿 原 (作詞 木下龍太郎 作曲 弦 哲也) |
愛の暮らしも 月日がたてば |
どこかでボタンの 掛け違い |
釧路湿原・・・ |
荒野をめぐる 迷い川 |
別れたはずの あなたの胸に |
いつか心は あともどり |
(第4回 平成16年4月15日) |
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