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作者紹介
田崎保明
1954年生まれ、岩見沢市在住。
各地を転勤し、現在札幌市内で勤務しているが、岩見沢の森「利根別自然休養林」を離れがたく岩見沢から通勤している。「NPO法人利根別の森ネットワーク」事務局長、「いわみざわ花と緑の少年団」指導員など地域の環境保護活動に情熱を注いでいる。


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利根別自然休養林研究会とねけん
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■第11話「エゾタヌキ」2006.5.14

 今年の雪解けはなかなか進まず、悶々としていましたが、ようやく気温が上がってきたと思ったら、木々も草花も動物達もすごい勢いで春モードに突入し、追いかけるのが一苦労でした。いかに、準備周到にしていたかがわかるようです。

 ところで、前話に書いたNPO法人「利根別の森ネットワーク」は3月1日に無事認可がおり、その後いろいろと役所に所定の手続きをしなければならなくて、慣れない作業に追われました。さらに、わがフィールドにある「利根別原生林ウォーキングセンター」の管理委託も引き受けることなり、4月21日のオープン以来この施設の管理方々、観察会などを昨年にも増して多く実施してきました。私も仕事が休みの土、日にはなるべく顔を出すようにしているので、今までよりさらにこの森に来る機会が増え、いろいろな動植物により接することができるようになりました。

たくましく暮らしている「エゾタヌキ」


 5月5日の子供の日、この森のシンボルである大正池の入り口の駐車場付近で、「エゾタヌキ」に出会った。毛並みもよく、なかなか大物である。私がカメラを向けてものんびりこちらを見ている。この辺りも例の移入種「アライグマ」地域であり、エゾタヌキ減少の影響が心配されているが、元気な姿を見ることができて、ひとまず安心しました。

まれに見られる、真っ白い花の「エゾエンゴサク」
(続)



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