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作者紹介
田崎保明
1954年生まれ、岩見沢市在住。
各地を転勤し、現在札幌市内で勤務しているが、岩見沢の森「利根別自然休養林」を離れがたく岩見沢から通勤している。「NPO法人利根別の森ネットワーク」事務局長、「いわみざわ花と緑の少年団」指導員など地域の環境保護活動に情熱を注いでいる。


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■第17話「冬芽のおもしろさ」 2009.2.23

 今年は小雪で雪かきをあまりせずにすんでいるし、通勤も楽でいいです。しかし、一方で凍害や今後の水不足などの心配が取りざたされています。それでも2月後半になって結構降雪があり、ようやく岩見沢らしくなってきました。
 2月21日(土)今年に入って初めて、利根別の森に入ってみました。昨夜久しぶりの吹雪で、今朝は打って変わって晴天なので、動物達の足跡がきれいに見えそうな期待がありましたが、鳥達も少なく、エゾリスの足跡が1つあっただけでちょっと拍子抜けでした。

エゾリスの足跡

 植物達はさすがに春を待ちわびて、冬芽が膨らんでいるようでした。いつも気にしているオオカメノキの花芽も元気に膨らんでいました。

オオカメノキの冬芽と葉痕(左は葉芽、右は花芽)

 よくみると、葉痕もはっきりと見えます。冬の樹木の芽はなかなか面白く、花芽でも雌花と雄花があったり、葉芽、葉痕など固有の顔があります。

ケヤマハンノキ(長いのが雌花芽、小さいのが雄花芽)
おおきな葉痕が特徴のトチノキ

 近い将来、冬の大正池の観察ガイドブック作成に向けて、いろいろと冬芽や足跡の調査や写真撮影をしておこうと思っています。
 3月1日(日)、8日(日)にそれぞれ、NPO利根別の森ネットワーク、および利根別自然休養林研究会主催の「冬の森観察会」が行われますので、興味のある方は是非参加してみて下さい。(詳細は左の各リンク先のホームページをご覧下さい。)

(続)



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