羊蹄山に降り注いだ雨や雪どけ水が数十年の際月を経て地下に浸透し、ミネラルを蓄えた地下水がここ京極町に沸き出している。１日当たりの水量はなんと８万トン。国内でも最大級を誇り、その水量は約30万人の生活用水に匹敵するといいます。環境庁が選定した日本名水百選に選ばれた北海道を代表する名水です。

　

名水を求め訪れる観光客で賑わう「ふきだし公園」。絶え間なく沸き出す沸水池は、開拓当初より聖なる場所としてして人々の手によって大切に守られてきました。公園には遊具や三角ステージ等があり、年間100万人もの観光客が訪れます。

　

ここが湧き水の噴出し口です。 水を飲むことも汲むこともできます。ポリタンクで水を汲み取っていく観光客も多く、近くのコンビニにはポリタンクあ常時販売されているようです。 公園内はきれいに整備されていて、散策路を歩いて景色を楽しむこともできます。

　

ふきだし公園の奥には登山コースがあります。羊蹄山標高1700mから上では、シラネアオイやイワキキョウなど約80種と多様な美しい高山植物を見ることができます。また野鳥ウォッチングにもかっこうの場所で種類は130種以上といわれています。エゾモモンガやエゾユキウサギなどの珍しい小動物が生息しています。

　

ふきだし公園「名水プラザ」 　ふきだし公園の中にあるレストハウス「名水プラザ」では、名水ラーメンや名水そば、京極の特産物を食材に使用した料理が味わえるほか、売店には特産品が並ぶお土産コーナーも充実しています。 （0136-42-2292）