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作者紹介
釣師Eオヤジ
963年札幌生まれ札幌育ち。小学生の頃より釣りを始める。あきっぽい性格のためかこれまでルアー、フライ、投げ釣り、船釣り等々にはまるが、キャリアのわりに誇れるような
釣果もなく腕も大したことはないが、楽しく釣りができればいいと思っている今日この頃。
最近はソイの刺身で一杯を楽しみしているサラリーマンにして1男1女のオヤジ。


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 ■第4話 「真冬の熱気」

冬の遊びといえばスキー、スケート、雪合戦etc.........
どれも寒さを忘れてしまうほどの楽しさですが、冬の釣りの中にも
異常なほどの熱気を感じてしまう釣リがあります。


「ウミアメ」
一度でも釣ったことのある人なら、寒い場所に居ながらも妙な高揚感が
あるのは、わかっていただけると思います。
道南、道央方面を中心に盛んに行われていますが、その中でも島牧の熱気は、春の小樽港や余市港のカレイ釣りを思わせるほどビッシリと釣り人が並び
時にその気迫に圧倒されそうになる事があるほどです。
私もシーズン中10回前後行きますが、真冬ということもあって条件があわずにボウズということも結構あります。
しかし、「ドスッ」という独特のウミアメのアタリを味わいたくて、たとえ吹雪であっても釣り場に立ってしまうということを繰り返しています。
釣りをしない人から見ると、吹雪の中、竿を振り続ける人たちは、修行でもしているのかあるいは何かに取りつかれているように見えるかも知れません。
しかし、吹雪でシケ模様の海を前にして竿を振っている時でも、「いつアタリが来るか」という期待感でいっぱいということが多いものです。
最近は、寒さと疲労感で体がきついことも多いのですが、それでもやっぱり冬の海に立ち続けることでしょう。
「ドスッ」を夢見て・・・・・


(続)
 
 

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