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作者紹介

ドッグカフェ&グッズショップ
チャーミー

札幌市白石区でドッグカフェ&グッズショップ「チャーミー」のお店を営んでいます。
“ワンちゃんの生活をもっと楽しく!素敵に!快適に!”をモットーにワンちゃんとの暮らしをサポート。店内ではワンちゃんと一緒にお茶ができる他、カラフルでかわいいグッズも取り揃えています。

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第6話「ラブの出産」

ラブはさすがに良く出来た子で、主人の居るゴールデンウイークの初日あたりの出産となりそうです。病院に入院させなくても大丈夫とのことなのですが、たまたま出産の準備と出産の注意事項などを伝えに獣医さんが来てくれたその獣医さんの居る目の前で、ウンコをするがごとく第1子を産み落としてしまいました。 28日夜の9時のことでした。それからが大変で、獣医さんの指示で主人がへそ嚢を切りかんしで止めて、私が身体を拭いて、体重を計って、色分けしたリボンを首につけてラブのおっぱいを飲ませて、このおっぱいが大事だそうで、”初乳”と言いこのおっぱいを飲むことで赤ちゃんの免疫力が高まり健康な身体が作られるそうです。このことは人間の赤ちゃんにも言えることです。いかに母体のおっぱいが大事かが伺える神秘と言っても過言ではないと思います。残念なことに私が経験がないので頭でしか考えられない想像の世界です。出産の話にもどしますが、それからあまり間を開けずに、第2子を産みました。この子が後のチャーミーです。第1子は男の子、第2子は女の子、そしてチャーミーは母犬のラブが唯一へそ嚢を噛み切り胎盤を食べ身体をなめ、ラブ自らおっぱいを飲ませた子なのです。後にも先にもこの子だけです。
母親に目覚めたのか?産むのに精一杯で他の子には出来なかったのか?疑問は残りますが・・・だから残したのですが??・・・^^第3子・第4子は男の子、第5子・第6子・第7子は女の子、第8子は男の子、第9子は女の子、第10子は男の子、男の子では唯一色がとても濃く大きな子でした。その後ラブの夫で、チャーミーの父の元で育てられましたが”ジュニア”と名付けられました。第11子は男の子、破水しラブの子宮の中から顔が覗いてるんです。急を要するので主人がラブの子宮に手を入れて出しました。危機一髪で出しましたが最後だったから良かったみたいです。破水に染まってなんとも言えない色でした。私達は陰ながらエイリアンと呼んでました。第1子の男の子が1番小さく色白でした。第6子の女の子も色白で女の子では1番小さく、この子達が私達にとっては一番心配しました。常に1番におっぱいをあげました。身体の大きい第10子と第11子は一番出るおっぱいを常にキープ。野生では強い子だけが生き残り、母親は弱い子には手を差し伸べないと聞きましたが正にそのとおり。おっぱいが10個しかありませんし、全部は出てはいないのでおっぱいの争奪戦です。11匹がこうして我が家で産まれたのです。

ラブと11匹の子どもたち
(続)



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