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作者紹介

ドッグカフェ&グッズショップ
チャーミー

札幌市白石区でドッグカフェ&グッズショップ「チャーミー」のお店を営んでいます。
“ワンちゃんの生活をもっと楽しく!素敵に!快適に!”をモットーにワンちゃんとの暮らしをサポート。店内ではワンちゃんと一緒にお茶ができる他、カラフルでかわいいグッズも取り揃えています。

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第2話「ラブリー ラブ」

ラブはとても頭のいい子でした・・・サークルに入れるようにしていましたので夜寝るときは必ずサークルに入れてました。ある朝居間の絨毯にハンドタオルが落ちてたんです、えっ!何でと思いましたが・・・考えようもありません、その後何でこんな物がとかと言うことが何度もあってそのうちラブのおもちゃが微妙に移動してるんです。ある夜主人とこっそり見に行ったらまさにサークルから出ようとしているラブの必死な様子に出くわしてしまい壁ずたいに這い上がって出ることが解りました、急遽蓋をして寝たら朝階段の下にラブがピーピー泣いているんです毎日出ては入ってすましてたものの今回蓋をされて戻れなくなってしまってたのでしょう、ホントに悪知恵と言うか利口と言うかびっくりです。生後四ケ月位の出来事でした。その年の夏はとても暑くラブがダウンしてしまいアイスノンに顔を乗せたまま微動だにしなく何も食べなくなりこのままだったら死んでしまうのではと思いカステラを与えたところバクバク食べて一命をとりとめたという(大袈裟かな)事件もあり・・・・・
皆さん同じ苦労をなさってらしゃると思いますが、とりわけ大型犬は破壊が半端ではありません・・・例をあげるときりがありませんが、まず壁に穴を開けふさぐと次の壁を開けると言う感じで主人は涼しくていいとか言って夏の間はそのままにしていましたが冬にはさすが主人自ら直してました。メガネも壊されました、主人に言わせるとどこにでもはずして置く私が悪いと言うことで気をつけるようにしましたが・・・ラブのいたずらとかは巧妙で気が付いたときに怒ることの出来ない状態なのです。一度は前の日の夕食のすきやきの残りをガス台の上に置いて出掛けたらガス台のお鍋の蓋がずれてるんです、中身がきれいになくなってるだけじゃなく洗ったようにきれいになっていたため洗って置き忘れたと錯覚さえしてしまいました。頭が良すぎると考えるので手口が巧妙です・・おいなりを置いておいたらサランラップに包んでいたのですがサランラップだけお皿に残っていてとても犬の仕業とは思えず、主人と私しかいないにもかかわらずラブがするかなと思い悩んでしまいました。田んぼのあぜ道をノーリードで散歩していたら田んぼに突っ込んで行って、そのあとが大変でしたシャンプーを何度もしても毛の中に入った泥がなかなか落ちず、田んぼの土って特別なんだと思った苦い経験でした、が、もっとびっくりしたのはラブでした。

看板犬チャーミー
(続)



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