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作者紹介
ドッグカフェ&グッズショップ チャーミー
札幌市白石区でドッグカフェ&グッズショップ「チャーミー」のお店を営んでいます。
“ワンちゃんの生活をもっと楽しく!素敵に!快適に!”をモットーにワンちゃんとの暮らしをサポート。店内ではワンちゃんと一緒にお茶ができる他、カラフルでかわいいグッズも取り揃えています。
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第1話「チャーミーの存在」
今は私は独身です。ですから、うちの看板犬“チャーミー”がいないととても困ります。私にとっても、お店にとってもなくてはならない存在です。
2003年の夏、“チャーミー”の母犬“ラブ”が死んだ時はとてもショックでしたが、“チャーミー”が居てくれたので乗り越える事が出来ました。が、今“チャーミー”を失ったら立ち直れないと思います。
今や、犬の存在は大きいですね。ドッグカフェをはじめて、飼い犬というより家族という考え方が多いので本当にびっくりし共感しております。
私が“チャーミー”の母犬“ラブ”を飼い始めた理由としては、当時は結婚しておりまして主人が子供があまり好きではなく(ちょっと語弊がありますが)出来なかった事もあり、ラブラドールレトリバーが欲しいと言いだし、それも黒ラブが欲しかったようですがなかなか手に入らなくてゴールデンレトリバーになりましたがまたまた濃い色のゴールデンが欲しいと言うのでいろいろ手を尽くし“ラブ”に会いました。というのは“ラブ”はある御家庭に決まっていたのですが欲しいと言っていた御主人が突然交通事故で亡くなられ“ラブ” は一度はその御家庭に引き取られたのですがブリーダーさんが気の毒に思われ連れ戻したそうで、それで色の濃いゴールデンを欲しがっていた私達の所にそのお話が来まして早速見に行きましたら玄関の所のゲージの中で背伸びしてヒーヒー騒いでいた“ラブ”を主人が気に入ってしまい、帰りの車の助手席の私の膝の上に載せてしまっていました。安心しきった顔で眠っている“ラブ”をいとおしくそして頑張って育てなくてはと思い、随分と気負ってましたね。
お店でよくお客さんにお聞きするのですが、ワンちゃんと何処で会ったんですかって、皆さん口を揃えて出会いだったんです、っておっしゃるんです。そうなんです、私達も出会ったんです。この出会いが私の人生を変えたのかもしれません。私の実家ではアメリカンコッカスバニエル、シーズーとどちらかというと小型犬くらいの犬しか飼ったことがなかったし、主人は飼ったことがなかったんです。私は小さいのにしたらとか大丈夫とか不安いっぱいで聞きました。でも主人は「大きい方が私を守ってくれるから」と言って聞かないんです。私は私くらい自分で守れないのかよとか勝手なことを主人に問いかけ主人は真面目に真剣に自分が居ないとき大きい方が頼りになるし自分も安心だからと言いましたが、私はいつも主人が居るのにとか思ってました。
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おもちゃをくわえるチャーミー |
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(続)
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